これからの英語

はじめての大学共通テストが終わりました。
新聞に問題が掲載されていたので、ご覧になった方も多いと思います。

今回は本当に大きく変わりました。
毎年出題されていた発音・アクセント問題や、文法・語法問題、整序英作文問題などの知識を問う問題がすべて廃止され、読解問題(リーディング)のみで構成されていました。それに伴い総語数が増加し、リード文もすべて英語となりました。

 出題内容は、ショートメールのやり取り、ファンクラブの案内文、旅行代理店のウェブサイトなど身近な話題を扱った英文から、スポーツ、甘味料の栄養素といった説明的文章まで様々なテーマでした。

多くの大問に図表やグラフがあり、複数の情報源から概要・要点を把握する必要のある設問も出題されていました。

 今回の試験全体の総語数は約5500語で、昨年のセンター試験を1200語以上も上回っているそうです。
また、今回からアメリカ英語ではなく、イギリス英語も場面によっては使用されていました。

リスニングも日本人が読み手になっていたり、いろいろな英語(ネイティブではない方の英語)を聞くように変化していました。さらに、今まで2回繰り返していたのが、1回で聞き取るように変わった部分もありました。

 全体的に今までより実用的で、分析力、読解力が求められるような問題になっていました。大きく変わったので、英語に対する不安だけが大きくなっている保護者の皆さんも多いのではないでしょうか。

でも七田式ではもちろんそれを見据えたレッスンを行っています。

幼児期からリスニングを繰り返すこと→CDのかけ流し→まずは英検ジュニアからスタート

もちろん、英語だけではなく他のお話もふだんから『よく聞く』ことが大切ですが…

英文を読むのに慣れること(語彙力を増やし、英語の構文に慣れる)→Speak Up Storiesの暗唱絵本からスタート

たくさんの単語を覚えること→フラッシュカードやテキストなどで習得

今回のテストや最近の大学入試や入社試験の英語の問題を見て思うのは英語力だけではなく『読解力』『分析力』『思考力』が必要とされているということです。

結局はどの力も国語力が不足しているとできません。 数学や理科社会も全部国語がベースです。 

英語のお話ですが、国語(ことば)の力が土台にあってこそだから大切という今日のお話でした。  

★Okude★